名古屋大須のレンタルスペース-maison shintenchi (メゾン シンテンチ) –,名古屋大須のレンタルスペース

itobanashi(イトバナシ) インタビュー

まだまだ夏らしい気候が続く、8月半ば。

 

メゾンシンテンチでは8月18日(金)~20日(日)のあいだ、
インド刺繍のアイテムを取り扱うブランド「itobanashi(イトバナシ)」による展示販売会
大地から紡ぐ衣類 ~ 2017 AW ~ 」を開催します。

より多くの方に「itobanashi(イトバナシ)」について知っていただくため、
代表の伊達文香さんに、ブランド設立の経緯や制作についてお話を伺いました。


「itobanashi」についてお聞かせください。

 

 

「itobanashi」のコンセプトを教えてください。

 

―インドをはじめとした途上国の職人と、日本をはじめとした先進国のお客様を、ファッションを通して繋ぐことにあります。

 

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「itobanashi」ではインド刺繍が施されたアイテムを扱われていますが、そこに至るまでの経緯を教えてください。

 

―今から6年前の2011年3月に初めてインドにスタディツアーで訪問してから、インドという国がとても好きになりました。
それから何度か訪問する内に、ストリートチルドレンの存在に注目し、専攻していた心理学の卒業論文で、彼らにインタビューを行うことにしました。

そのインタビューの中で、ストリートチルドレンのほとんどが男の子で、女の子が路上に1人でいることが無い様子を知り、女性の抱える社会問題に興味を持つようになりました。
その後、売春や人身売買の被害に遭いやすい女性を保護し、職業訓練を行う現地NGOを見学に行きました。
その度に、職業訓練の中でも縫製の技術が最も支援していると同時に、良いものを作っても売る機会が少ない、スタッフ不足などの問題があることを知りました。

そこで、2017年9月にファッションショーを現地NGOと共に開催し、現地女性が作った商品の販売促進を行いました。
その中で、インドの持つ手仕事の魅力に触れ、かつ一回のイベントで終わらないような継続性のある事業の必要性を感じ、itobanashiを始めるに至りました。

 

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ブランドを立ち上げた時に、一番の動機となったものは何だったのでしょうか。

 

ー一番の動機は、前述したファッションショーを開催時に、クラウドファンディング等で資金を集めましたが、
資金集めに奔走し、最も重視していた現地女性とのコミュニケーションがうまくとれなかったことにあります。

職人として、制作に携わってくれた人々の声にもっと耳を傾けたい、という思いから、ブランドの立ち上げに至りました。


インドの女性やお客さんとの関わりの中で、どんな時にやり甲斐を感じますか。

 

ーやりがいは2つあります。1つはやはりインドの職人の村に赴き、新しいデザインや素晴らしい技術に出会うときの感動です。 そしてもう1つには、そうして出会った素晴らしい刺繍を、お客様に手に取って頂いたときに、お客様が喜んでくださる姿を通して、やりがいを感じています。

 

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「itobanashi」のSNSでは、伊達さんご本人が現地に出向かれて、職人さんたちと触れ合う様子がよく見られます。
そのやりとりの中で、印象に残っている出来事があれば教えてください

 

ー職人と直接触れ合う中で、
ある女性が「わたしは日本のお客様が手に取ってくれる刺繍を作り出せていて嬉しい。これからもずっと仕事を続けたい」
という言葉から職人のやりがいも感じることが出来、とても印象に残っています。

 

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インドの魅力はどんなところでしょうか。おすすめの場所はありますか。

 

ーインドのおすすめの場所は、ガンジス川のほとりです。沐浴する人、水を飲む牛、火葬場など本当にさまざまなものが一箇所に集まります。


どんなイメージで服やバッグを制作されていますか。

 

ー職人が作り出す、刺繍生地を目にした際のインスピレーションから、衣服のデザインを考えています。

イメージは、30代以上の手仕事を好んで身につけてくれる女性を想像し、その方たちの生活を彩る衣服やバッグをデザインしています。

 

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アイテムを制作する上で大切にしていること、こだわりはありますか。

 

ー大切にしていることは2つで、 刺繍の良さが伝わるデザインになっているかどうかと、 普段のスタイリングの中で使えそうなデザインになっているかどうかです。

せっかく購入して頂くものだから、長くたくさん着てほしい。そうした思いを込めて制作しています。

 


「itobanashi」は全国各地で展示販売会を開催されています。
アイテムがお客さんの手に渡るまでの工程で、大切にされていることはありますか。

 

ーご注文を頂いてから、お客様の手元に届くまで約3ヶ月かかってしまうため、その間のコミュニケーションを大切にしています。

例えばインドでの制作風景をお伝えしたり、お手紙で様子をお伝えしたりしています。

 

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好きな作家や影響を受けた人物、作品はありますか。

 

―影響を受けている社会起業家は、マザーハウスというブランドの山口絵理子さんです。

また、元々絵画が好きなので色使いなどは、ルネサンス期のモネやルノワールに影響を受けていると思います。

 


 

今後やってみたいことはありますか?

 

ー今後は、itobanashiのお客様に集まって頂き座談会やインドの職人との交流イベントを開催したいと思っています。

itobanashiの服のファンでいて下さる皆さま同士の繋がりや、インドの職人との繋がりを生んでいきたいと考えています。

 

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「itobanashi」の伊達さん、お忙しいところありがとうございました!

ぜひこの機会に、暖かみのあるインド刺繍のアイテムを手にとってご覧いただければと思います。

 

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itobanashi 展示販売会

「大地から紡ぐ衣類 ~ 2017 AW ~ 」

【開催日時】
2017-8-18(金)・19(土)・20(日)
18日(金) 13:00-19:00
19日(土) 11:00-19:00
20日(日) 11:00-19:00

 


itobanashi
itobanashi HP: http://itobanashi.jp/