名古屋大須のレンタルスペース メゾンシンテンチ,名古屋大須のレンタルスペース

2018-04-13-2018-04-15

ROUROU インタビュー


レンタルスペース maison shintenchi(メゾンシンテンチ)では
4月13日(金)〜4月15日(日)の3日間
服飾ブランドROUROU(ロウロウ)による2018年春夏の新作展示販売会が開催されます。

ブランドについて多くの方に知っていただくためお話を伺いました。


ROUROUさんについて質問です

 

「ROUROU」というブランド名の由来を教えてください。

―日本の古語で「朧朧(ロウロウ)」と書き、夜が明ける時刻を意味します。
1日の始まりというイメージも音の響きも良いのでブランド名に選びました。

 


「ROUROU」設立のきっかけやエピソードがあれば教えて下さい。

−2000年に会社設立、そして実店舗もオープンさせました。
横浜スカーフのシルクスクリーン製版型を制作する家庭に育った事もあり、
自分で作ったものを自分でお店で売りたいと、子供の頃からの考えていました。
また社長である夫の石河も子供の頃から独立願望が強く意気投合し、
付き合った22歳の頃から計画を立て、6年後の会社設立までに必要な
知識と経験を積み、また必要なお金を貯めました。

 


今回の展示会2018春夏のブランドコンセプトやテーマがあれば教えてください。

― 誰も知らない「朧朧国」という精神的にも文化的にも進化した
争いの無い理想郷が存在すると仮定し、その国の商品をインポートするというのが、
ROUROUの基本コンセプト。
2018年S/Sのテーマは「exotic trip」、朧朧国から異国の地へtripしたくなるような、
デザイン、素材、またテクニックを施し表現しました。

 


ブランド立ち上げの2000年からの現在に至るまで、長く続けていく秘訣や心がけていることなどありましたら教えてください。

―まだ18年目の若輩ブランドではありますが、
応援して下さるお客様、協力して下さる工場さん、内職さん、街の方々、家族、
そして何より一緒に頑張ってくれるスタッフへの感謝を忘れない事。
心に新しい事が入って来る少しの余裕を持ち、日々努力する事、また諦めずに続ける事でしょうか。

 


普段デザインをする際にどんなことがイメージソースになったりするのでしょうか。

―美術館へ行ったり、キレイな映画を観たり、美味しいものを食べたり、
非日常な気持ちがリラックスした時にアイディアが降りて来る事が多いです。

 


アイディアを服として形にしていく際に大切にしていることがあれば教えてください。

―社会情勢も念頭におきつつ、お客様がワクワクするようなデザインであり、
テクニックの目新しさがあり、但しリアルクローズとしてお客様が欲しているものと
かけ離れないようデザインする事。
また服はあるべき時期にないと意味がないので、納期と予算も考え構成を組んで行く事。

 


影響を受けた作家や物はありますか。あれば教えてください。

―モデル時代に、95年S/Sの山本耀司さんのパリコレ、東コレに出演させて頂いた事があります。
テーマがジャポニズムだったのですが、金襴、手描き友禅、絞り染めといった
耀司さんが手掛けた日本の伝統美を身に纏い、日本人である事がものすごく誇りに思えました。
その仕事がきっかけで、自分も日本のものやアジアのものを表現したいと思うようになりました。

 


今後やってみたいことがあれば教えてください。

―ROUROUは日本全国へ旅しておりますが、日本を抜け出し
海外へも旅してみたいです。

 


ROUROUさんお忙しいところありがとうございました!
まだ見ぬ異国を旅するような感覚を呼び起こす衣服たち、ぜひ会場に足を運んで手にしてみてください。

 

 

旅するROUROU 名古屋 展示即売会

【開催日時】
4月13日(金)16:00〜20:00
4月14日(土)11:00〜20:00
4月15日(日)11:00〜15:30






ROUROU
朧朧国 - アジアの理想郷

朧朧国(ろうろうこく)という、古くはヨーロッパや中国の影響を受け、
やがて争いのない文明を築きあげ、独特の文化や美術を持つ進化した未知のASIAの国...
そんな理想の国があると仮定し、その国の服などをイメージしてデザインしています。
着たり身につけたりすることによってASIAの女性達に自らのアイデンティティに
誇りを持ってもらうことが出来たら嬉しいです。
ブランドのロゴマークは「朧朧国」の「朧」の漢字をデフォルメしたものです。

ROUROU HP : https://www.rourou.com/